11月25日、26日の2日間、佐賀市の佐賀サンライズパークにおいて第12回トライドリームカップが開催されました。本大会は小学部高学年を対象とし、九州各県から予選を勝ち上がった計24チームが、来年1月に開催される全国大会ヒーローズカップへの出場推薦を掛けた闘いに挑む、九州協会主催の小学部最高峰の大会です。熊本県からは熊本RS、八代RSが出場しました。以下、各スクールからのレポートです。

25日初日予選リーグ戦（10分ハーフ）の対戦相手は姶良RS（鹿児島県）、北茂安RS（佐賀県）、中鶴RS（福岡県）の3チームです。姶良RS、北茂安RSに対して共に50-0と勝利を挙げ、1位グループ決勝リーグ進出を掛けて、中鶴RSと対戦しました。それぞれ足元に刺さるタックルを連発する中、わずかなスペースを突破しつつ、一進一退の攻防を繰り広げました。お互いトライを取られ取りつつの展開の中、終盤に5点差を追い掛ける熊本RSは最後敵陣5ｍまで迫りますが、逆に切り返されトライを献上。その直後最終ホーンが鳴り、ノーサイド。惜しくも14-26で敗れ、1位グループリーグ戦進出を逃しました。

翌26日に2位ブロックリーグ戦（15分ハーフ）に臨みました。対戦相手はみやけＲＳ（福岡県）、春日ＬＲＣ（福岡県）の2チームです。初戦のみやけＲＳに59-12と勝利した後、2位グループ優勝を掛けて、毎年の交歓会にても試合を行うライバル春日ＬＲＣと対戦。お互い1歩も引かず、逆転に次ぐ逆転の展開－21-21で迎えた中、最終ホーンが鳴り響いたラストワンプレーにて、ラインアウトからのブラインドサイドのスペースを突破された後、ゴール前まで迫られ、ペナルティを経て、インゴールにボールをねじ込まれ決勝トライを献上。そのままノーサイド。悔しい敗戦－2位ブロック2位の結果となりました。

 

初日の予選リーグにおいて、八代少年ラグビースクール（RS）は初戦 諫早RFC(長崎県)に前半5-0でリードして折り返すものの後半に逆転を許し敗戦、その後の宮崎RS(宮崎県)および草ヶ江YR(福岡県)に対しフィジカルやブレイクダウンで有利に立たれ、いずれも敗戦となり翌日の4位グループリーグ戦に進む事となりました。 2日目のリーグ戦にて八代RSは初戦で鹿児島AB(鹿児島県)にラストワンプレーで逆転を許し惜しくも敗戦。次戦も点の取り合いとなりましたが佐賀JRC(佐賀県)に敗戦となりました。勝利こそなりませんでしたが、6年生が5人と少ない中で奮闘しました。

 

予選リーグ

4位グループリーグ

① vs 鹿児島AB(鹿児島県) 31-34,② vs 佐賀JRC(佐賀県) 31-59

 

最終的に1位ブロックリーグ戦でそれぞれ優勝し、全国大会ヒーローズカップへの推薦を勝ち取ったチームはかしいＹＲ（福岡県）、中鶴ＲＳ（福岡県）の2チームでした。九州勢として９年ぶりの全国制覇を目指して２チームとも頑張ってもらいたいです。健闘した熊本県勢の２チームも、悔し涙をたくさん流した大会になりましたが、今後中学、高校、大学と成長し、日本を背負って立つ存在になって欲しいと思います。選手の皆さん、コーチ、保護者、大会運営に関わった全ての方々、おつかれさまでした。