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日本代表vsオールブラックス・フィフティーン レポート1

日本代表vsオールブラックス・フィフティーン レポート1

日本代表 vs All Blacks XV レポート1

2023-07-30
長く続いた雨もようやく一息ついて曇から太陽の日差しが差し込む蒸し暑い天気の中、
6年ぶりとなる待望の日本代表戦が7月15日(土)にえがお健康スタジアムで開催された。
前回2017年の日本代表戦は前年に発生した熊本地震からの復興を応援する目的でルーマニア代表を同会場に迎えて19,586人の観客が見守る中開催。この試合のジャパンのキャプテンは堀江翔太選手、2019年のラグビーワールドカップでの活躍も記憶に新しいところだが、その試合はリーチマイケル選手や両ウイングの山田章仁選手、福岡堅樹選手のトライなどで得点を重ね33-21で勝利した。
あれから2019年のワールドカップを挟み、ジャパンのメンバーも多くが入れ替わる中、6年ぶりとなるAll Blacks XV戦には稲垣啓太、堀江翔太、ヘルウヴェ、リーチマイケル、松島幸太朗の各選手が再びメンバーとして熊本の地で出場。さらに前回はメンバー入りが叶わなかった荒尾高校(現 岱志高校)出身の流大選手がリザーブメンバーとして登録され、インパクトプレーヤとして地元の期待が高まるジャパンの布陣となった。
会場である熊本県民総合運動公園の各駐車場は14:00に開放され、次々と県内外ナンバーの車で満車になる中、有料シャトルバスは桜町バスターミナル、熊本空港、光の森駅から続々と観客をパークドーム熊本駐車場へと観客を乗せてフル回転。運動公園の限られた駐車台数では対応できないため、今回も渋滞緩和対策として、戸島ふれあい広場と熊本県家畜市場にパーク&バスライドの駐車場が設けられこちらは無料のシャトルバスが運行された。
 
スタジアムⅣゲート付近から北ゲートまでには所狭しとラグビー日本代表オフィシャルストアをはじめとするグッズの販売、冠スポンサーの大正製薬のリポビタン「ファイトで応援!」ブースやラグビーワールドカップ2023フランス大会 公式オンラインストアPRブースなどなど13の出展ブースが軒を連ねた。
また、多くの観客が試合と同じぐらいに楽しみにしていたであろう場外のグルメブースには地元熊本の飲食店やキッチンカー合わせて30店舗が開場時間前からお客様をお出迎えし、食をそそる匂いが充満する中、各ブースの前には美味しいものを食するための長い行列ができた。
北ゲート前のシンボル広場の特設ステージでは「ラグビー日本代表応援ステージ」が15時から開催され、熊本のラグビー関連のイベントでも華を添えて戴いている九州学院チアダンス部ミリアムズがオープニングで登場。その後は2019年ラグビーワールドカップ熊本開催のPRにも大貢献していただいたくまモンと熊本城おもてなし武将隊のステージが繰り広げられステージの熱量もぐんぐん上がる。満を持して16:30からは元ラグビー日本代表で2015年ラグビーワールドカップで大活躍されたご両人の真壁伸弥氏と山田章仁氏に加え、ラグビー日本代表応援サポーター2023を務める浅野杏奈さんによる「JAPAN RUGBY 火の国トークショー2023」が行われ、今日の試合の見どころやラグビーワールドカップ2023フランス大会の展望などが熱く語られた。
スタジアム横の多目的グラウンドは14:30から「元日本代表から学ぶラグビースキルアップ教室 in Kumamoto」 が開催される。本イベントは県協会普及育成委員会主催にて行われ、男子7人制元日本代表の築城昌拓氏が代表を務める一般社団法人 Azure Skyが主管となって進行。熊本県内のみならず九州各県に所属するラグビースクール生(小学生以下)約250名が一堂に会してスタート。開会式に特別ゲストとしてRWC2015イングランド大会にてあの南アフリカ相手にジャイアントキリング-歴史的勝利を挙げた山田章仁氏(WTB)、真壁伸弥氏(LO)も駆けつけ、日頃の練習の意識づけから、常に上のレベル、ひいては日本代表を目指し努力し続ける重要性などアドバイスが伝えられた。この元気な参加者の中から未来のジャパンに選出されることに期待が高まる。

続きは日本代表vsAll Blacks XV レポート2をご覧ください。 
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