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早明戦レポート 2

ビッグゲーム!! 〜大学ラグビー招待試合 早明戦〜 レポート2

ビッグゲーム!! 〜大学ラグビー招待試合 早明戦〜 レポート2

2023-05-19
両チーム共に、簡単にタッチキックで陣地を獲得しようとはせず、ボールを展開し動かし続け、またデフェンスから相手ボール争奪戦=ブレイクダウンにおいて勝負をかけるなど、見応えある試合となっていった。
早稲田大学13番・岡﨑颯馬(長崎出身)の先制トライもそんなブレイクダウンの攻防から生まれたこの試合を象徴するトライだった。
ディフェンスの激しさやプレッシャーの速さなどから、前半のスクラムは11回(手元の集計)を数え、そのスクラムで圧倒した明治大学が着実に点数を重ねる。早稲田ボールを押し切ったり、“走る”スクラムで前進するたびに、会場からはどよめきの声が上がる。
特にタッチラインのすぐ脇に設けられた100を超える特別席の観客は、フィールドの空気を間近に感じる、まさに特別な体験を楽しんでいた。
後半、メンバーを入れ替えスクラムを修正した早稲田大学。気温が上がり体力的に追い込まれているであろう両チームのはずだが、共にディフェンスをサボらず、簡単にゲインラインを割らせない闘いは、より引き締まった試合となり、後半30分に早稲田大学が9点差まで詰め寄る好ゲームとなった。しかし、最後まで一つ一つのプレーにひた向きに向き合い、キレることなくフィジカルバトルを制した明治大学がトライを重ね、45対24 で勝利した。
 
両大学合わせて、登録メンバーには九州出身者が12名。「紫紺」と「赤黒」を身にまとう、誇り高い機会を得た選手たちに中には、グリーンベルトラグビースクール・玉名中学校出身の早稲田大学・仲山倫平選手も。大田尾監督は「リンペイはまだ2年生で、今まさに伸び盛りだと思います。ボールを持った時の仕掛けや、状況判断に長けているので、今後も期待しています。」と成長を待ち侘びている。
大田尾監督と同期の早稲田大学ラグビー部OB・吉永将宏さん(濟々黌高校OB)は「おそらく熊本出身者の『赤黒』は僕以来です。リンペイくんがチャレンジして『赤黒』を手にしてくれたように、早稲田大学ラグビー部は「来るものを拒まず」をモットーにしています。それは明治大学ラグビー部も同じだと思います。濟々黌高校出身の明治大学ラグビー部員が沢山いることがそれを証明してくれています。 
ラグビー強豪高校出身ではなくても、自分を信じてラグビーを突き詰める人間に対してはいつでも扉を開いていますので、熊本の子どもたちも是非将来、大学ラグビーの門を叩いて欲しいです。」
2010年までの60年間、大学日本一のチームを招いて九州代表と対戦する「朝日招待ラグビー」が福岡で開催され、大学トップチームのラグビーを観戦できる機会があった。そういった機会が途絶えていた中で、今回の大学ラグビー交流試合はラグビーファミリーを増やし普及促進にも繋がる試みとなったことは間違いない。
また、県内高校ラグビー部や熊本大学ラグビー部から部員たちがサポートスタッフに加わり「支える」立場に立ち、ラグビー(スポーツ)を「する・見る」に加えて「支える」活動を体験出来たことは、各自が次のステージでもラグビーに関わっていく楽しさや面白さのキッカケともなったであろう。
 
前日の雨のため運動会が順延になって、会場に来られなかった子供達や保護者たちにがいたことは残念ではあったが、この7月15日には日本代表対NZオールブラックス・フィフティーンの“ビッグゲーム”がやって来る。
 
日本ラグビー協会がワールドカップの誘致に再び手を挙げようとしている時、トップチームの試合開催はこれからのラグビー普及育成の為にも欠かせないコンテンツであることは間違いない。
 
「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」のキャッチコピーを覆そう!
ラグビーの素晴らしさを伝え、そして、九州・熊本の地で 何度でも“ビッグゲーム”を!


※記者会見のレポートはこちら
 
 ※試合観戦記
明治大学スポーツ新聞部 https://meisupo.net/news/detail/14891
 
早稲田スポーツ新聞会 http://wasedasports.com/news/20230514_201719/
 
※試合ハイライト
Jスポーツラグビー公式 https://www.youtube.com/@jsportsrugby
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