今まで幾多の名選手を輩出してきたミニラグビー九州交歓会が今回50回記念大会を迎え、10月20－22日の日程で日本ラグビーの新たな聖地－JAPAN BASE（福岡市東区）で開催されました。

きれいなクラブハウスと天然芝2面の素晴らしいグラウンドに立てる喜びを胸に、各県スクールに所属する小学校6年生たちが福岡の地に集結しました。今回は記念大会ということもあり、九州外からも姫路ラグビースクール、渋谷インターナショナルラグビースクールが招待され、2日間に渡り計30チームによるリーグ戦を行いました。熊本県からは熊本ラグビースクール、熊本連合チーム（熊本サンデーズJr・八代RS・山鹿RF・玉名GB）の2チームが参加しました。他県と同様に小学校運動会と被ったスクールもあり、例年よりチーム数が若干少なめでしたが、各グラウンドで熱戦が繰り広げられました。

フランスで開催中のラグビーワールドカップの影響もあるのか、上手にキックを使いながらゲームを進めたり、以前とは段違いのラインアタックとディフェンスラインのスピードの速さが目につきました。今回記念大会でもあり、例年以上のイベント盛沢山の内容で楽しい2日間を過ごしました。県勢の試合結果は熊本RSがAブロックで4勝1敗１分けにて同率首位、熊本連合がDブロックで1勝5敗の結果でした。各チームから選抜された選手たちで構成する男女別のエキシビジョンマッチが最後に行われ、出場した選手は日頃体験することのないスピードとパワー、スキルを体感し、刺激を受けていました。今後九州内とラガーたちとの交流を深め、さらに中学、高校、大学とラグビーを続けてもらいたいと思います。