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コーチ委員会からのお知らせ

活動報告

2月23日(土)に「食事とトレーニング」についての研修会が開催されました。
  • 研修会の模様
    研修会の模様
  • 講師の梅居奈央子さん(アスリートフードマイスター)
    講師の梅居奈央子さん(アスリートフードマイスター)
  • 研修会の模様
    研修会の模様
  • 講師の中居智昭氏(マツダブルーズーマーズ 選手兼コーチ)
    講師の中居智昭氏(マツダブルーズーマーズ 選手兼コーチ)
  • 研修会の模様
    研修会の模様
  • タオルギャザーの実演
    タオルギャザーの実演
  • 講師と研修会参加者で集合写真
    講師と研修会参加者で集合写真
    • 研修会の模様
    • 講師の梅居奈央子さん(アスリートフードマイスター)
    • 研修会の模様
    • 講師の中居智昭氏(マツダブルーズーマーズ 選手兼コーチ)
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    • タオルギャザーの実演
    • 講師と研修会参加者で集合写真
2月23日(土)に「食事とトレーニング」についての研修会が開催されました。
 2月23日(土)に済々黌高校の黌士館で、「食事とトレーニング」についての研修会が開催されました。熊本県ラグビー協会コーチ委員会主催。
 熊本工業ラグビー部出身で元ラグビー日本代表(キャップ11)の中居智昭氏と、元九州学院ラグビー部マネージャーでアスリートフードマイスターの梅居奈央子さんが講師を務められ「子ども達の可能性をサポートする」ことを目的に、幼児期~少年期における「食事とトレーニング」について講演されました。
 親子連れを始めスクールのコーチなど26名が参加し、二人の講師の話に熱心に耳を傾けていました。お二人の経験に裏付けされたお話は説得力があり、機会があればもっと多くのラグビー関係者に聞いていただきたい内容の濃い研修会でした。
以下に今回の研修内容のポイントをまとめました。
 
梅居奈央子さんのお話「家庭の食事」
*栄養・休養が大事。土台無しに競技力の向上はありえない。
*回復力の低下は内臓機能の低下につながる。そのリスクを最小限に抑えなおかつパフォーマンスを最大化させることができるのは食事だけである
*ジュニア期に身に付けて欲しい5つのこと
①食事に向き合う意識と姿勢
②自分自身の体を知る(体重・排便=便は体のお便り)
③食べる力をつける
④食事を自分で選ぶ力
⑤自分に必要な量を知る
*体は食べたものでできている。体の消化吸収機能を高めるためによく噛むことが重要。脳の血流が良くなる。唾液、消化酵素が分泌される
*バランスの良い食事は栄養フルコースの食事=一汁三菜の食事
*高校生アスリートタンパク質は十分に取れているが、果物野菜が不足。米はビタミンミネラルが豊富
*梅居家のお助けメニューは6種類ほどの具だくさんの汁物(野菜は大きくカットする)
*お腹がすいた状態での行動は避ける。自分の食べるものに対してしっかり意識を向ける食事もトレーニングの一環と言うことを忘れるチャレンジ
*いただきます、ごちそうさまでしたの食べる言葉を大切に
*食事を味方に努力は必ず力に変わる
 
中居智昭氏のお話「遊トレ 遊びながらのトレーニング」
*熊本国体の時に熊本工業3年生で出場。元ラグビー日本代表の廣瀬俊朗選手(大阪府代表)と決勝戦で対戦し、惜しくも敗れ準優勝
*高校2年の時、国体セレクションのフィットネステストでダントツの1位だったが、当時体重が75キロしかなくオール熊本のメンバーから外れる。これを機に栄養に対しての意識が変わる
*その後、太るために食事の回数を増やす。4か月で10kgアップしオール熊本に再招集される
*現在はマツダブルーズーマーズで選手兼コーチ
*食事=人を 良くする 事
*体の使い方。体を支える土台となる足、脚の裏をフォーカス
*フォアフィット走法は今、マラソンで注目されている走り。常に足の半分前に重心があること
*足の裏を意識させるメニュー タオルギャザー、芋虫移動、ビー玉入れ、足指ジャンケン
*足の裏を意識させるアイテム ビーチサンダル、下駄、5本指ソックス、地下足袋、裸足
*テクニックとは基本的な身体動作、スキルとはプレッシャーの下での状況判断を伴った動作。コーチはプレッシャーを与えて成長させる
*スキル習得の5段階 知識(無知→有知)⇒意識レベル(意識不可能→意識可能)⇒無意識レベル(無意識不可能→無意識可能)このレベルまで持って行く
*自分の心にエネルギーがあると、自分が決めたこと>ネガティブを打ち消す・人が決めた事
*結果として自分で決定し成功していくことが一番の成長へつながる
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