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9月18日(月・祝)、第4回ラグビーワールドカップレガシーイベントが開催される!
9月18日(月・祝)、第4回ラグビーワールドカップレガシーイベントが開催される!
3年前から毎年開催されている、2019年の興奮を次世代につなぐラグビーワールドカップレガシーイベント「Cheer for RWC 2023 in France Ver.2」が今年度も9月18日(月・祝)、2019年のワールドカップの試合会場だった熊本県民総合運動公園陸上競技場(えがお健康スタジアム)で開催されました。このイベントは2019年に熊本で開催されたラグビーワールドカップを一過性のものとせず、参加したプレーヤーが笑顔でラグビーを楽しみ、保護者の方もラグビーを通じて子供の成長を見守りながら、現在開催中のフランスワールドカップを盛り上げる目的で開催されました。参加人数もタグ&ガールズタグで計52チーム、228人、スペシャルタグで計34チーム、約250人、トータル約480名の競技参加者、保護者および関係者含めると約700名のラグビーファミリーが来場しました。
今回も開会式に先立ち、選手入場口にイベントタイトルが表記された入門ゲートと2019年のワールドカップで実際に使用されたフラッグが両脇に立てられワールドカップの興奮がよみがえるような装飾が施されました。その中を出場チーム1チームずつがチーム名を呼ばれた後にジェットスモークが噴出されて、その後ワールドカップの選手さながら満面の笑みを浮かべ各選手が芝のグラウンドに入場しました。
8時30分からの開会式は参加者がグラウンド上に一堂に会し、冒頭、一ノ宮熊本県ラグビー協会会長が「今日は天気があまり良くないが、この天気を吹き飛ばすようなプレーで一日頑張ってください」と励ましの挨拶をされました。その後、熊本県ラグビー協会普及育成委員会の杉山委員長が注意事項を伝えて開会式が終了となりました。
グラウンドでは9時30分からコートとカテゴリーを2つに分けて競技が開始されました。小学生以下のタグ&ガールズタグでは3人対3人で対戦、コートのサイズを10m×20mとし、中学生以上のスペシャルタグでは6人対6人で対戦、コートのサイズは50m×40mで設営されました。小学生以下のタグでは3人対3人のため、通常のタグより人数が少なくボールを持つ機会が多くなり、限られたスペースの中3人でボールを素早く回して抜けるポイントを見つけ駆け抜けていました。ガールズタグでは高校生チームのマネージャーも参戦、ラグビースクールの女子たちと対戦し熱戦が繰り広げられました。
中学生以上のスペシャルタグでは現役の中学・高校生チーム、ラグビースクールのコーチチーム、高校の指導者チームも出場、中高生は普段はコンタクトが中心のプレーをしている為、タックルやモールなどが無いタグは新鮮で笑顔が絶えない中、ボールを左右に大きく動かしダイナミックなタグラグビーを披露しました。高校生は試合の合間に参加した子どもたちと触れ合うなど、ラグビーファミリーらしい光景も見られました。
ラグビー体験コーナーでは2019年ラグビーワールドカップのファンゾーンで使用された遊具を使い、タックルやコンバージョンゴールキックにチャレンジしました。ラインアウト体験コーナーでは高校生が参加者を軽々とリフティングし、スローされたボールを嬉しそうにキャッチし一連の体験を満喫しました。
スペシャルタグでは最終試合に高校生選抜チームと高校生指導者チームの対戦と、ラグビースクールコーチチームとA-life南関の2試合が組まれました。
先生たちの往年の名プレーヤーぶりを一目見ようと大勢の観客がタッチライン沿いに集まりました。スキルで勝負の指導者チームとスピードで勝負の高校生チームの見ごたえのある試合となり大いに盛り上がりました。
閉会式では、熊本県ラグビー協会の永野副会長からは「皆さんの笑顔で楽しみながらのプレーに癒されました!」と労いの講評が述べられました。その後杉山委員長が閉会を宣言し全ての行事が終了しました。最後にグラウンドに参加者全員が集合して杉山委員長の「ラグビーワールドカップインフランス」の掛け声の下、その後「日本代表がんばれー!」と「ゴージャパン」と合唱して記念撮影を行いました。
朝からの雨で選手のコンディションが心配されましたが、一ノ宮会長の挨拶通り参加選手のはつらつとしたプレーが雨雲を追いやり途中からは晴天に恵まれてラグビーを満喫できたイベントとなりました。
運営にご協力いただきました熊本県スポーツ振興事業団様、当日の競技運営を中心となってされた熊本県ラグビー協会普及育成委員会の杉山委員長はじめ委員会メンバーの皆さん、運営スタッフの皆さん、参加された選手、スタッフ、保護者の皆さんお疲れ様でした。
多くのラグビーファミリーのご参加ありがとうございました!