２月１８日から２２日にかけて福岡県で開催される九州高校新人大会出場を目指す「第３９回全九州高校新人大会県予選兼 ＲＫＫカップラグビー大会」準決勝戦２試合が１月２２日（日）、県民総合運動公園スポーツ広場にて実施されました。２試合の結果を掲載します。

 

　第１試合は「九州学院 対 熊本西」。九学のキックオフでゲーム開始、前半６分西高はマイボールラインアウトからラックを形成、８番井島が右に抜け出してトライ、５－０と先制します（コンバージョンキック不成功）。２０分には九学が蹴りこんだボールを西高はカウンターで持込んで繋ぎ、最後は１５番小﨑がトライ、１０－０となります（キック不成功）。２９分、西高は九学ゴール前のスクラムから８番井島が持ち出しパス、２番大森がトライを決めて１７－０（キック成功）で前半終了。後半５分、九学は自陣スクラムから８番市川が抜け出し大きくゲインし西高陣内深くまで攻め込みますがラックからこぼれたボールを西高がキックで蹴り出しチャンスが潰えます。１５分には西高が九学ゴール前のスクラムから８番が持ち出しパス、９番森田がトライし２４－０（キック成功）。その後は得点が動かず西高の勝利となりました。

 

　第２試合の「岱志 対 熊本工業」は最後までゲームがもつれる接戦となりました。熊工のキックオフでゲームがスタート。開始１分、熊工は岱志陣内２２ｍライン付近の中央ラックから左へバックスに展開、１２番藤井が抜け出してトライ、７－０（コンバージョンキック成功）と先制します。１３分には岱志が熊工ゴール前のスクラムから右へ展開、ラックサイドをフォワードがついて５番佐藤がトライし７－５（キック不成功）とします。さらに岱志は２０分、熊工のマイボールスクラムが出たボールに素早く反応しマイボールに、３番吉村がインゴールに持ち込みトライ、７－１２（ゴール成功）。２７分には熊工が岱志ゴール前のペナルティキックからモールを形成、うまく左にずらしながら最後は３番鳥越がインゴールに押えてトライ、１４－１２（キック成功)と逆転して前半を終了します。後半２分、岱志は熊工陣内でラックから出たボールを１０番江黒が右奥へキック、弾んだボールを１２番大家がキャッチしトライ、１４－１７（ゴール不成功）と逆転します。さらに岱志は１４分、熊工陣内のラックからバックスへ左に展開、１０番江黒が相手タックルをかわしてトライを決めて１４－２４（ゴール成功）とじわりとリードを広げます。熊工は１９分、ラインアウトのサインプレーから岱志ゴール前まで攻め込みラックを形成、フェーズを重ねて最後はラックの右サイドを８番吉田がついてトライ、２１－２４（ゴール成功）とし３点差に詰め寄ります。終了間際には熊工は岱志ゴール前で得たペナルティキックから得意のフォワードのモールでインゴールに詰め寄りますが、岱志が粘り強いディフェンスでこれを退けてノーサイドとなり岱志の勝利となりました。

 

　戦績とスケジュール詳細は下記をクリック願います。
　決勝戦は１月２８日（土）正午から運動公園スポーツ広場で実施、ＲＫＫテレビで２８日深夜、録画放送されます。また、 試合に先立ち午前１１時から平成２８年度熊本県高校ベスト１５の表彰も実施予定です。
　ぜひ、グラウンドでのご声援をお願いいたします。

 

※岱志VS熊本工業のフォトギャラリーはこちらをご覧ください。