「第44回全九州高校新人大会県予選兼 RKKカップラグビー大会」の決勝戦が1月29日(土)に、熊本県民総合運動公園スポーツ広場にて行われました。

　試合の結果、熊本工業が28－21の僅差で九州学院に勝利し13年振りの10度目の優勝を飾りました。

 

　熊本工業と九州学院は、2月19日(土)から23日(水・祝)にかけて熊本県民総合運動公園ラグビー場・スポーツ広場で開催される「第44回全九州高校新人ラグビーフットボール大会」に出場します。

　皆さまの応援をよろしくお願いいたします。

 

【マッチレポート】

　九州学院キックオフで始まった試合は、前半11分、九州学院がスクラムからFW、BK一体となった攻撃を展開し、最後は⑧庄司がサイドを突いてトライ。⑮一門のコンバージョンゴールも決まり、7対0と九州学院が先制します。熊本工業の反撃は前半18分から。九学のペナルティからタッチに蹴りだし、マイボールラインアウトを確実にキープすると、FWがサイド攻撃を仕掛け、最後は①山下が右中間にトライ。⑫倉光のゴールも決まり7対7と同点に追いつき、その後も24分、28分と熊本工業が連続トライを奪い、7対21とリードを広げます。しかし前半終了間際、熊本工業が自陣ゴール前からタッチで蹴り出そうとしたところを九州学院が見事にチャージ、⑫山﨑が押さえてトライ。ゴールも決まり、14対21で前半を折り返します。

　後半は、お互いの固いディフェンスにより一進一退の攻防が続きますが、試合が動いたのは後半21分、熊本工業が安定感のあるラインアウトから得意のモール、最後はゲームキャプテン②石橋がサイドを突いて右中間にトライ。ゴールも決まり14対28と突き放します。九州学院も最後まで諦めず、後半29分、⑨森山が密集横の空いた隙を見逃さず抜け出してトライ。ゴールも決まり21対28と1トライ1ゴール差に詰め寄ります。そこから九州学院の怒涛の攻撃が続きますが、熊本工業は固いディフェンスで最後まで守り切りタイムアップ。21対28で熊本工業が13年ぶり10度目の優勝を飾りました。

 

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