８月２４日（金）から２６日（日）にかけて鹿児島県鹿児島市の中山運動公園で第３８回九州ブロック国体が開催されました。福井国体の出場権をかけて、今年度も成年、少年、女子の３カテゴリーでの開催となりました。

 

　７人制 成年の部は２４日に２パートに分かれ熊本県・鹿児島県・佐賀県・長崎県の４チームで予選リーグ戦を行いその結果、熊本県は鹿児島県に２１－１２、佐賀県に３３－２１、長崎県に３８－７と全勝し、Ａグループ１位で予選リーグを通過。

　２６日の決勝トーナメントは１回戦でＢグループ４位の宮﨑県と対戦し前半に２トライを挙げて１４－７、後半も４トライの猛攻で４０－７で勝利し代表決定戦へ進みました。代表決定戦では１回戦で福岡県を破ったＡグループ３位の鹿児島県と対戦し、前半は熊本が２トライ、鹿児島が１トライをあげて１０－７と熊本３点リードで折り返します。後半は一進一退の攻防で、お互い追加点を挙げることが出来ず、結局３点差の貴重なリードを守り切った熊本が２年振りの本国体出場権を獲得しました。

 

　１５人制 少年の部は２パートに分かれて４チームでのトーナメント戦を実施。２４日に１回戦が行われ、Ａパートの熊本県は初戦、沖縄県と対戦。前半は熊本が３トライを挙げて１９－７で折り返します。後半は両チーム共１トライを決めますが、前半のリードを守り切った熊本が２４－１２で勝利しました。２４日の代表決定戦では１回戦で長崎県に勝利した強豪福岡県と対戦し、前後半１１トライの猛攻を受け０－７６で敗れ、残念ながら本国体出場権は獲得できませんでした。

 

　今回が３回目の国体競技に正式採用された７人制女子の部は２４日に２パートに分かれ熊本県・長崎県・大分県・佐賀県の４チームで予選リーグ戦を行いました。予選の結果は熊本県０－３１長崎県、熊本県７－１５大分県、熊本県５－２１佐賀県となり予選はＢグループ４位通過となりました。２６日の決勝トーナメントでは１回戦でＡグループ１位の福岡県と対戦し前半はノートライで０－１９、後半巻き返しを狙い１トライを挙げるも追い付けず残念ながら５－４０で初戦敗退となりました。

 

　この結果、少年、女子は残念ながら予選敗退となりましたが、成年は見事に本国体出場を決めました。今年の福井しあわせ元気国体で、成年の部７人制ラグビーは１０月１日（月）～２日（火）に小浜市総合運動場陸上競技場・多目的グラウンドで開催されます。一昨年の岩手国体では予選プールを１位で通過し、決勝トーナメントでは７位の好成績を収めた熊本成年チーム、今年も国体での活躍が大いに期待されます。

 

　厳しい暑さの中でのゲーム、各チームの選手・監督・コーチ・関係者の皆さん、ご苦労様でした。

　来年は３チーム同時国体出場決定の快挙を期待しましょう！！