ワールドカップ関連 活動報告
日本vsスコットランド戦のパブリックビューイング、日本代表が8強入りを決める
日本vsスコットランド戦のパブリックビューイング、日本代表が8強入りを決める
10月13日(日)、花畑広場のファンゾーンでは14:45~アメリカvsトンガ、熊本開催の17:15~ウェールズvsウルグアイ、そして19:45~日本vsスコットランド戦のパブリックビューイングが開催されました。先週の来場者からさらに多くのファンが日本戦の前から詰めかけ、ファンゾーンの入口では先週に引き続き入場制限が行われました。
勝つか引き分けで日本代表のワールドカップ初の8強入りが決まる大一番ということもあり、会場はキックオフ前から熱気に包まれましたが、試合前には台風19号で犠牲になられた方に黙とうをささげました。
開始早々5分、スコットランドが先制のトライ、コンバージョンゴールも決まり0-7。17分、日本はペナルティゴールを⑩田村選手が狙うも惜しくも逸れて得点ならず。しかしそのすぐ後の18分、ラックからに素早くバックスへ左に展開し、⑪福岡選手がタッチライン際を駆け抜け、タックルされると同時に左手一本で⑭松島選手へオフロードパス、見事繋がり松島選手がトライ、田村選手のゴールもきまり7-7。さらに日本は26分、相手陣22mラインのラックから左に展開し、フォワード、バックスが一体となってオフロードパスをつなぎ最後は①稲垣選手がゴールポスト真下に飛び込んでトライ、ゴールも成功し14-7とします。さらに日本は前半終了間際の39分、⑬ラファエレ選手が相手ディフェンスをぎりぎりまで引きつけて裏のスペースへボールを転がすキック、これに福岡選手が素早く反応しボールをキャッチするとそのまま加速してインゴールに飛び込みトライ、難しい位置のコンバージョンキックも田村選手が決めて前半は21-7で折り返します。
後半も開始早々3分、相手ボールを福岡選手がもぎ取り、一気に加速、50mを独走してゴールポスト真下に飛び込んでトライ、ゴールも決まって28-7と点差を広げます。このままでは終われないスコットランドも意地を見せて10分と15分に立て続けにトライとゴールを決めて28-21と7点差まで詰め寄ります。対する日本も交代選手が攻守にわたり最後まで素晴らしい働きでこれ以上の追加点を許さずスコットランドの猛攻を凌ぎノーサイドとなりました。
ノーサイドの瞬間は日本のトライの瞬間以上に会場全体から歓声が上がり、ハイタッチや抱き合って喜ぶ多くのファンで埋め尽くされていました。その興奮が冷めやらぬ中、最終日を迎えたファンゾーンではファンゾーンノーサイドパーティーが実施されました。これまでファンゾーンを盛り上げていただいたMCの方々を始め、ステージ出演者、協会関係者、この日のゲストのスリムクラブが登壇し最後はMICAさんのリードで更なる日本代表の躍進を願い、全員で「ビクトリーロード」を熱唱しました。この日でファンゾーンが閉鎖されるのは大変寂しいですが、最高の盛り上がりでフィナーレを迎えられて来場者の方々も満足そうでした。
運営に携わられた熊本国際スポーツ大会推進事務局の皆様、運営スタッフの皆様、ステージ出演者の皆様、ラグビー体験ブースを運営された協会関係者・各ラグビースクールのコーチの皆さんに感謝申し上げます。お疲れ様でした。