熊本地震の支援活動
熊本地震の復興支援活動として、6月5日(日)熊本市中央区の白川公園において熊本県内で初めて「ストリートラグビー」が開催されました。ストリートラグビーとは街中で気軽に楕円球に接してもらうラグビーとして発案された新しいカテゴリーのスポーツです。バスケットボールの「3on3」のように、小さなスペースと3人1組のチームでプレーでき、「勝敗を決めない!・頑張りすぎない!」というコンセプトのもと、このスポーツをコンテンツとして新たなコミュニティーを形成していくことが目的で「2019年ラグビーワールドカップ」に向けた普及事業として全国各地で開催されています。
また、今回は復興支援活動として、まずはストリートラグビーそのものを知ってもらいつつ、職場や学校などの身近な仲間たちとチームを組み、より一層絆を深めることのできるレクリエーションとして、気軽に楽しんでもらおうという趣旨のもと、県協会とストリートラグビーアライアンスの主催で開催されました。
開始時間前にはあいにくの小雨模様となりましたが開始時間11時には初めてラグビーボールを触る親子、元女子ラグビー選手、現役高校生ラグビー部員などが集まりました。会場ではストリートラグビーアライアンスのヘッドプロデューサー大西一平さん(明治大-神戸製鋼)、ストリートラグビーアライアンスのキャプテン小山裕昭さんやスタッフの方に指導していただき、和やかなムードの中一緒にプレーを楽しみました。プレー中は高校生が子供たちに優しく教えたりして初めてボールを触る子供たちも目を輝かせながら鬼ごっこ感覚で楽しんでいました。
また、ゲームの合間には大西さんが特別に高校生にラグビー教室を開催、トッププレーヤーとして活躍した際のスキルを丁寧に指導していただきました。
さらに昨日の中学選手権閉会後の会場で熱唱してくれたJスポーツ高校ラグビーのテーマソングでお馴染みの田中美里さんが今回も来場してくれて「Go Forward」を熱唱!来場者に快くサインまでしていただき最後は全員で記念撮影。参加者には、先日埼玉で開催されたストリートラグビーイベントの際に参加者5,000人が書いたメッセージ入りボールもプレゼントされ、参加した子供たちからは「またラグビーをやりたい!」との多くの声が聴かれました。
震災後はしばらくの間、外で体を動かすことが出来なかった熊本の子供たちのためにこのような企画をしていただいたストリートラグビーアライアンスの大西一平さん、小山裕昭さん、スタッフの皆様、歌で元気と勇気を届けていただいた田中美里さん、本当にありがとうございました!