活動報告
平成30年度県協会総会がパレア会議室で4月21日(土)に開催されました。
平成30年度県協会総会がパレア会議室で4月21日(土)に開催されました。
平成30年度県協会総会がくまもと県民交流館パレア9階会議室1で4月21日(土)に開催されました。
例年のように12時30分から各チーム出席の安全推進講習会、また今回は14時15分から安全対策に関する講演会が行われました。
今年の講習会は冒頭に川端安全対策委員長より、「安全なラグビーの実現にむけて」をテーマに実際、現場で起きた事故や傷害の事例を挙げながら、安全対策の重要性について説明されました。続いて医学関連講習として本田医務委員長が「脳震盪への対応」について説明、脳震盪は起きてしまった際は「確認して止めさせる(Recognize&Remove=R&R)」事が大切な点を解説されました。最後に門脇コーチ委員長から「危険なタックルの撲滅へ」をテーマにコーチング講習会が行われ、ビデオ上映を交えながら危険なタックルへの認識を深めました。指導者が正しく安全なタックルの指導をすることで怪我の発生率が低くなることを強調されました。
14時15分からは九州ラグビー協会スポーツ・インテグリティ保護・強化担当理事であり、弁護士の資格もお持ちである堀内恭彦氏をお招きし「ラグビーにおける安全対策とインテグリティ(高潔・健全)」について講演会が行われました。堀内講師は弁護士の経歴から、スポーツにおけるリスクについて分かりやすく解説をされ、それに対する検討すべきファクターを列挙されて、ラグビーそのものや練習の危険性を十分に認識し、競技者一人一人の能力や心身の状態に合わせたきめ細やかな配慮が要求されていることを結論づけられました。またインテグリティの概念は、指導者・プレーヤー及び全ての関係者に対し競技の場面のみならず、日常生活や社会生活の場面においても、広く責任ある行動と自覚を求めるものであると説明されました。短い時間ではありましたが大変有意義な講演会となりました。
総会は笠県協会長が議長で進行され、事務局・各委員会から29年度事業報告、決算・監査報告、その後30年度事業計画発表、予算について審議・承認されました。
総会では役員改選が承認され、以下の新任理事が決定しました。
理事・副会長 永野 昭敏
理事長 野口 光太郎
理事・普及育成委員会 杉山 眞一
理事・医務副委員長 川添 輝
総会終了後には中学山部・少年赤星・成年長井・女子岡村の各熊本選抜チーム監督へ委嘱状が授与されました。
さらに熊本県体育協会・スポーツ功労者表彰を受賞された、平田正則氏の紹介と熊本県ラグビーの発展に寄与された功労者個人1名と1団体の協会表彰式が実施され表彰の栄誉を受けられました。
【H30年度熊本県ラグビーフットボール協会表彰】
[功労者]
野口光太郎氏・・・現県協会理事長。理事を29年間(S63~H30)お勤めいただき、熊本県のラグビーの発展に寄与された。
[優良団体]
熊本リバティライオンズクラブ・・・平成12年の第9回大会から熊本県中学選手権を長年にわたり協賛いただく。今年度大会より優勝旗を贈呈いただいた。