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レフリング

7人制ラグビーのルールについて

熊本県ラグビーフットボール協会
レフリー委員長 今田直人

今年度は、ルールやルーリングについて大きな改正点はありません。そこで、今回はオリンピック種目にも決定し、また、今年から高校の全国大会も開催された、近年注目度が増している「7人制ラグビー」の競技規則やプレー観について、15人制との違いをまとめてみることとします。レフリーサイドから見た観点です。大筋は15人制と変わりません。
 
「2014セブンズマッチオフィシャルガイドライン」最終ページより
(今年度伝達講習会で使用した資料です。)

《参考》15人制と7人制の違い

A マインドセット

・ボールポゼッションが重要
・一試合だけでなく、トーナメント
・多くのチームはコンタクトを回避
・多くのクイックタップキック
・タッチに出た際には、より多くのクイックスローイン

※不正なプレーに関しては15人制と比べ、より厳密に(すぐに)イエローカード(レッド)が適用されることも知っておく必要があります。

B ルールの適用

・7人のプレーヤー
・時間
-7分の前後半と、2分のハーフタイム
-決勝は10分
-シンビンは2分
-コンバージョンキックは40秒、ペナルティキックは30秒
・コンバージョンとゴールを狙うペナルティキックはドロップキック
・トライ後のリスタートキックオフはスコアしたチームが行う
・スクラムは3人ずつ
・交代のプレーヤーは5名指名で、5名まで
・1996年から、インゴールジャッジが採用

C プレーヤー

・スピード、スピード、スピード・・よりスピーディな動きが求められる
・本質的には15人制と同じプレーが求められる

D スキル

・機動力
・1対1のタックル
・セットプレーと同じようにリスタートキックは重要
・ドロップキックのスキル
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