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会長挨拶

熊本県ラグビーフットボール協会
会長 一ノ宮博幸
 令和5年の活動たけなわです。コロナも少しずつ日常化してきました。しかしながら持病を持つ人の重症化や病院の困惑には注意が必要です。社会は人の移動やイベントなど少しずつ活発になりつつあります。我々を取り巻くラグビー環境でもいろいろなことに注意を払いながら活動していく必要があると思います。スクール、中学、高校、高専、大学、社会人、女子、7s、各カテゴリーで行事や大会が計画され実施されています。意欲的に取り組み少しで活動が見えるようにしていきたいものです。
 先般の早明戦では多くの方々にご協力いただき成功の裡に無事に終了することが出来ました。またその後のJapan vs All Blacks XVの試合では熊本県と熊本市の後援いただき県内外から2万人近くの観客を迎え大いに盛り上がった試合になりました。県内で大学や国内での最高レベルのゲームを実施できることはラグビーの認知度を上げるうえでも重要な事業でした。県内のラグビー関係者はもちろん行政や一般の方々にラグビーの良さを浸透させていく大いなる一助になっています。今後もこのような事業を継続していかねばならないと考えています。今年はFrance World Cupも開催されます。Japanの活躍はもちろん、面白い迫力のあるゲームが楽しみです。前回のWorld Cup熊本開催時の縁で熊本とフランス プロバンス地区のラグビー交流も企画されており別の形でも注目をしたいものです。
 さて県内のラグビー状況に目を移せば、スクールでは参加者に増加傾向がみられますが、中学、高校では心配な状況が続いています。まだまだラグビーの素晴らしさは伝えきれていないのが現状なのです。これを打開していくためにも各カテゴリーだけでなく相互で連携を図り協力していかねばなりません。また、小学校、中学では地域スポーツクラブの形つくりが進められています。その中でRugbyがどういう形で存在を図り生き残るのか重要な時期になっています。いろいろな形での連携と協力が必要なのです。先般のWBC優勝やバスケットのオリンピック出場決定など話題になるスポーツもどんどん出てきています。Rugbyも負けてはいられません。高校も18チーム存在した時期もありましたが、現在では半数近くになっています。生徒数の減少を理由にするより魅力と安全をアピールしたいものです。県内のラグビーファンを増やしラガーマンを育てていくためにも皆さんの協力をお願いいたします。県協会でも多様性と発展を目指し、行事の充実や開催方法の改善をすすめております。
 各試合にはそれを楽しむファンやプレヤー、運営に係る担当理事、関係するコーチや指導者や保護者の方々、ご協力いただくドクターやレフリーが存在します。それらの人に感謝し各選手の活躍を願って、有益で楽しい試合ができることを祈念して県協会の挨拶とします。
「みんなでもっと楽しみましょう!」
 
熊本県ラグビーフットボール協会
会長 一ノ宮博幸
(2023年.9月)
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