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ファンゾーンレポート

 試合はもちろん盛り上がりましたが、スタジアムの周りでも大いに盛り上がりました。今回は熊本初開催のテストマッチだけでなく、すべての世代に楽しんでもらうよう、いろいろなファンゾーンを開設しました。
 
 体験ゾーンでは大きな「ふわふわ熊本城」や「ラグビーストラックアウト」などで子供たちが元気いっぱい遊びました。
グルメゾーンでは熊本を代表するお店が33店舗も出店。熊本のおいしい食材をいろんな調理法で提供、もちろん冷えたビールもあり、お店の前には長蛇の列ができました。
 そして、ステージイベントには大勢が集まり、試合までの時間を楽しみました。最初は「熊本武将隊」が登場。いつものように元気いっぱいの演武で盛り上げてくれました。「もふもふ」は昨年の熊本地震のあとに結成されたボーカル2人にキーボード、バイオリン、三味線とちょっと変わったバンド編成ですが心に響く歌声を聞かせてくれました。
 そしてお待ちかねの「くまモン」が登場すると一気にボルテージアップ。県外のお客さんもいっせいにスマホで写真撮影。全国区の人気を示しました。続いて九州学院のチアダンスチーム「Miriams」がステージへ。相変わらずの元気なチアを披露。さらに益城町のダンスユニット「Dannce site lee」が華麗なダンスのあと日本でトップクラスのチアグループ「RAYMES GARDEN」とコラボレーション。「RAYMES GARDEN」は特に高さで圧倒。女性ながらも高く飛び跳ね、放り投げられ、受け止められ迫力のあるステージでした。「MICA」は熊本ではおなじみの女性シンガーでこちらも歌声で観衆を魅了。続いて「LINQ」が登場。九州では有名なアイドルグループでファンも多数追っかけで来熊。パワフルなステージで盛り上がりました。
 そして、試合前ステージの締めはラグビーネタでおなじみの中川家、熊本在住で元吉本新喜劇の安井まさじにラグビージャーナリストの村上晃一さんが加わってのラグビートークショー。まじめな話も少しはあったものの、ほとんどラグビーに関するギャグ満載で大勢の観客は大笑いでした。
 なお、ステージ開始前にはワールドカップキャンプ地を目指す山口県長門市深川(ふかわ)養鶏農協さまからラグビーせんべいの売り上げ益金を熊本地震復興の為義援金として熊本県ラグビー協会に寄付していただきました。深川養鶏農協の皆さま、遠路お出でいただきありがとうございました。
 ステージイベントは試合終了後も実施し、帰りのバスを待っている観客にも楽しんでもらいました。 
色々な内容でファンゾーンも試合同様喜んでもらえたことと思います。出店者、出演者関係者の皆さん大変お世話になりました。
 
 また、イベントゾーンでは、日本協会や大正製薬のブース、フェイスペインティング、なでがたペンギンのミニギャラリーなど、普段の熊本ではなかなかお目にかかることのできない、さすがテストマッチともいえる豪華なラインナップで、集まった観客の気持ちを盛り上げていました。
 スタジアム内のコンベンションゾーンでは、「創造的復興」を目指す熊本の取り組みの一端を垣間見ることができた。県外からのお客様が多数足を止めてパネルを見入っていたことが印象的でした。熊本の「おもてなし」の気持ちのこもったファンゾーン、ワールドカップの本番でも沢山のラグビーファンを喜ばせてくれることでしょう。
 
写真撮影:熊本県ラグビーフットボール協会
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