熊本地震の支援活動

 

熊本地震の支援活動

熊本地震の支援活動
 
日本代表の田中選手、畠山選手、元日本代表主将の廣瀬さんが被災地を訪れました!
益城中央小学校の児童と集合写真
益城中央小学校の児童と集合写真
自己紹介される廣瀬さん(左から)、田中選手、畠山選手
ビデオに登場する選手が隣にいることに感動!
畠山選手も児童と一緒にワールドカップのビデオ鑑賞
運動場で一緒に体を動かします
畠山選手によるリフティング体験
田中選手が放るロングパスをキャッチ体験
児童に交じってのゲーム、廣瀬選手も楽しんでます
男子に人気の畠山選手
やはり男子に人気の畠山選手
益城中央小学校の児童と集合写真
日本代表の田中選手、畠山選手、元日本代表主将の廣瀬さんが被災地を訪れました!の説明
 6月1日(水)、熊本地震で特に被害の大きかった益城町の益城中央小学校に、日本代表の田中史朗選手(パナソニックワイルドナイツ)、畠山健介選手(サントリーサンゴリアス)、元日本代表主将の廣瀬俊朗さんが訪れ、子供たちと交流されました。
 日本ラグビー界が誇る3人は震災後すぐに自分たちで支援できることは何かを考えられ、被災地の子供たちのことを思い行動に移された結果、今回の被災地訪問が実現しました。
 
 到着後は早速5年生の児童が集まる教室で、先生から3人の方のこれまでの活躍がそれぞれ紹介されました。先生も日本代表を目の前にして緊張されたのか時折、3人に突っ込まれる場面もあり和やかなムードでの対面となりました。続いて3人が自己紹介、ラグビーを始めたきっかけや、熱心に取り組むことになった転機、自分のこれまでの体験を通して子供たちにメッセージを伝えられました。広瀬選手は「子供のころは日曜朝のアニメが見たくて練習に行きたくなかった。そのうち友達が出来てラグビーが好きなって夢を持ち続けたらここまで来れた」と夢を持ち続ける大切さを話されました。畠山選手が3人を「トシさん、フミさん、ハタケと呼んでね。」とニックネームを紹介すると子供たちとの距離もぐっと近くなり、3人の話にいたるところで笑い声が出たり、メッセージを聞くところでは静かに耳を傾けてくれていました。
 続いて3人は座っている児童たちに交じり、用意された大型テレビにまだ記憶に新しい昨年のラグビーワールドカップでの活躍のビデオを全員で視聴。映像が映し出されると児童たちから「おったおった!(熊本弁で居た居た)」の歓声が上がりました。映像の中で大観衆に囲まれてグラウンドで活躍する選手が今、自分の隣りにいることに大興奮の様子でした。
 
 質問コーナーでは「外国人選手にタックルしたときどう思いましたか?」との問いに田中選手は「怖いけど日本のために、みんなのためにと思ってプレーしたら怖くなかった。みんなも怖くても誰かのために何かする気持ちは常に持っていて欲しい」と語られました。また、ワールドカップでの南アフリカ戦を振り返り、ずっと泣いていて記憶がないエピソードを時折、目を潤ませながら話されました。そんな田中選手の話に教室全体が感傷に浸っている中、いきなり「物まねをやってください!」の無茶ぶりな質問が飛び出し児童も大盛り上がり。「永野!」「江頭!」のリクエストに3人も困惑。子供たちも畠山選手の十八番は知っていたのか「ビートたけし!」のリクエストにこころよく応じてくれると生で観るリアリティとクオリティの高さに一同大拍手でした。その後、児童たちは外で体を動かすため3人とハイタッチで教室から運動場に移動しました。
 
 引き続き運動場では入念に準備運動を行った後、3人の身体能力がどれくらい高いのか児童にも参加し体験してもらいました。まず、畠山選手のリフティング、抱えられた男の子の体が軽々と畠山選手の頭上まで上がり、パスされたボールをキャッチすると「オーッ!」と歓声が上がりました。田中選手は20mほど間隔が空いたところに立つ男の子にスクリューパスを軽々と放ると男の子は見事にキャッチ。続いて女の子もチャレンジ、慣れない楕円球に1球目はノックオンしてしまいましたが、2球目は見事にキャッチするとみんなが拍手。続いて廣瀬さんが高いキックでボールを軽々と児童の頭上を通過させてみせると歓声が上がりました。次はボールをキャッチする男の子が待ち構えるなか、広瀬さんは正確に男の子が立つところにボールを蹴りこむと、男の子が見事にキャッチし拍手が湧きました。
 
 今回はサントリーサンゴリアスのスタッフ、田原耕太郎さん(広報兼普及)も来ていただき、運動場でのプログラムの進行をしていただきました。続いて児童たちと廣瀬さんたちは田原さんが鳴らす笛の数に合わせた人数で集まるゲームや、背中合わせになって座り、力と息を合わせて立ち上がるゲームなどで盛り上がりクリアすると選手とハイタッチ。10人ほどで輪になってラグビーボールを速く回して競うゲームでは初めて楕円のボールを触る児童もいる中、鮮やかな球さばきで田中選手からも「早い!早い!」と褒められながらチームで競い合いました。体を思いっきり動かした楽しい時間もあっという間に経過し、集合した5年生から質問が飛び出す中、廣瀬さんと5年生の中でも俊足な男の子の「駆けっこ」対決が実現。30mほどの直線距離を2人ほぼ同時にスタート、中盤から廣瀬さんがグッとスピードを上げリードを広げてゴール。手を抜かない優しさで元ジャパンキャプテンの健脚を披露してくれました。
 児童代表から3人に「とても楽しかった。また会いたいと思いました。ありがとうございました。」とお礼の言葉が贈られ、最後は全員で起立して「ありがとうございました」の感謝の挨拶。集合写真撮影では畠山選手が「1、2、3、ハタケー!」でコールして写真を撮ろうと提案しましたが、児童からブーイング、結局「1、2、3、ましきー!」に決定し写真に納まり午前のプログラムが終了しました。
 また3人は給食の時間も児童たちと席を並べ、児童たちと同じメニューの弁当を会話を楽しみながら交流されました。
 午後からは6年生が午前中と同じプログラムで3人と交流。児童たちにはサンゴリアスからタオル、学校にはワイルドナイツからボールが寄贈され、それを見るたびに3人と過ごした貴重な時間が思い出されることでしょう。
 
 翌日の2日(木)も廣瀬さんは熊本に残り、熊本市の東町中学校と健軍東小学校を訪れ、児童・生徒たちと日射しが照りつけるグラウンドで一緒に汗を流して交流していただきました。この日の交流会には熊本在住の元トップリーガー達も駆けつけてくれました。現在は地元天草で仕事の傍らラグビーの普及に努められている立川大介さん(九州学院出身キャノンイーグルス)、松尾健さん(文徳高出身コカ・コーラレッドスパークス)、中田慎二さん(九州学院出身キャノンイーグルス)が参加しサインのおねだりにも快く応じてくれました。
 

 今回の被災地訪問を通じて畠山選手は「ラグビーを通じて笑顔になって欲しい。楽しい時間を一緒に過ごせてかった」、田中選手は「子供たちがすごい不安でいるのではと心配したが、ここに来て笑顔で授業を受けている姿を見て安心した」、廣瀬さんは「東京からもサポートしたい方は大勢いるので、そういった人たちがいることも忘れないで欲しい」とそれぞれ感想を述べられました。また3人は今後も機会があればぜひ熊本を訪問して他の地域の子供たちとも交流したいと抱負を語られました。
 
 また熊本県のラグビー関係者に対してもメッセージを発信していただき、畠山選手は「苦しい時もあると思いますが、何かできることがあれば声をかけていただきラグビー精神で一緒に戦っていきましょう。」、田中選手は「僕たちはラグビーを通して皆さんに元気と勇気を持ってもらうので、皆さんもラグビーを通して県全体に元気と勇気を与えられるようプレーしていきましょう」、廣瀬さんは「大変な状況にありますが僕らの気持ちも熊本にあるので、熊本で開催されるワールドカップの成功に向けてみんなで頑張りましょう」とのありがたいメッセージをいただきました。
 
 廣瀬さん、田中選手、畠山選手、忙しいスケジュールの合間をぬって子供たちのために駆けつけていただきありがとうございました。また、帯同していただいたスタッフの皆様にも感謝申し上げます。
 
※その他の写真はこちらのフォトギャラリーをご覧ください。
 
 
qrcode.png
http://kumamoto-rugby.jp/
モバイルサイトにアクセス!
1655034